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小・中・大規模ホテル必見!パワーアップしたセルフチェックインシステム「MujInn」の見どころは?
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2020年2月に実施された「ResorTech Okinawa おきなわ国際IT見本市 プレ開催」に出展し、その後2020年7月27日(月)正式リリースとなったセルフチェックインシステム「MujInn(ムジン)」。
MujInnは、その名の通りフロント業務を無人化および省人化できるソリューションだ。プレ開催出展後、正式リリースを経た「MujInn」が、今回更にパワーアップして「ResorTech Okinawa おきなわ国際IT見本市2020(以下:リゾテック)」に出展する。
前回との違いや見どころを、本システムを共同開発した株式会社ゴールドバリュークリエーション・金見 義教(かねみ よしのり)社長と株式会社ユナイテッドコーポレーション・山田 亮(やまだ りょう)社長にうかがった。
セルフチェックインシステム「MujInn」とは
セルフチェックインシステム「MujInn」は、実際に弊社がホテルを経営する中で浮かび上がった課題から生まれました。ホテルで宿泊するには鍵の受け渡しが必要なんですが、やはり交通状況でスケジュールが遅れたりすると、鍵の受け渡し時間にお客さんが到着しないことが多かったんです。鍵の受け渡しだけで何時間も待つことや、現地精算などの課題に共通するのは「人的コスト」だと気付きました。
人的コストを削減しつつ、現場目線(株式会社ユナイテッドコーポレーション)と制作目線(株式会社ゴールドバリュークリエーション)の両方で最高のものを作りたいという想いのもと開発されたのが「MujInn」です。
他セルフチェックインシステムとの違いは大きく分けて3つあります。ひとつは「多言語対応」。インバウンド観光客への対応も想定し、日本語、英語、中国語、韓国語、タイ語への切り替えが簡単にできる仕組みにしています。次に「ファミポート決済」です。事前クレジット決済が嫌だという人も少なくないので、全国のファミリーマートで現地決済できるようにしました。
そして最後に「24時間駆けつけサービス」です。南日本警備保障の駆けつけサービスの連携により、万が一の場合でも対応が可能です。
これらの内容はすべて前回のリゾテックプレ開催時に発表し、正式リリースの7月には県内外から30件近くの問い合わせをいただきました。
新機能が追加され登場!今回の見どころは?
前回のリゾテックでは、基本チェックインとリアルタイムでの自動翻訳チャットをご紹介しました。その後7月にリリースを迎え、リリース後も「もっとこういう機能があるといいのでは」と話し合いながら機能拡張を続けてきました。
今回、大きく分けて2つの機能の追加実装が完了しましたので、その2つと現在実装予定のものが間に合えば3つを発表できればと思っています。
ひとつは「事前チェックイン機能」です。訪問前に自動で送信される案内文(メール/SMS)から、宿泊台帳と身分証明書の情報をWEB経由で取得することができ、宿泊当日は本人確認のみで簡単にチェックインする事ができるようになりました。3密回避にも繋がります。
実はこの「本人確認」部分も簡略化しようと「AI顔認証機能」も開発中なのですが、こちらは時間のかかる構築となりますので展示会に間に合うかどうかギリギリのところです。完成していたら、ぜひ会場で体験してください!
もうひとつは「部屋の割り当て機能」です。部屋の割り当てを人的にやると頭を使わなければいけません。山田社長いわく「テトリスのような作業」です。この作業を自動化し、各部屋の稼働率アップと人的コスト削減に繋げました。もちろん手動でやりたいところは手動で行うことも可能ですので、お客さんの客室リクエストなどにも対応可能です。
他にも宿泊台帳作成、身分証明書の取得、本人確認といった各チェックイン機能を、施設運用形態に合わせて利用したい機能だけをカスタマイズ利用できるようになりました。
また、今なら新型コロナウイルスによる補助金「IT導入補助金」と、「小規模事業持続化補助金」を活用した導入も可能です。補助金申請のサポートもさせていただきますので、ぜひご興味ある方はブースでお声がけください。
最後に…ブースではITと観光の近未来を見せます!ストレスのないチェックインが大規模・中規模・小規模問わず叶いますので、ぜひ未来を見にブースに訪れてくださいね